沖縄の犬たち

みなさん、こんばんは


楽しい週末を過ごせましたか？








さて、今夜はウメばぁちゃんのことを紹介させて下さい






いきなり、ほっぺが腫れ上がったお顔ですみません
二日程前から「少しほっぺがはれてるな〜」と思っていたら、
三日目にいきなりこんなお顔になってしまいました
歯茎からばい菌が入ったみたいです









2018.3.14　北谷町で一匹の老犬が、
沖縄県動物愛護管理センターに収容されました。
捕獲されたのは、我が家からそう遠くない場所でした。
何となく我が家の最初の保護犬クッキーが
年を取った感じのわんこでした








仕事の都合で、お迎えには行けませんでしたが、
センターの収容写真を見た所、
「もしかしたら、腹部に何か問題があるかもしれません」と、
代表には伝えていました。
「でも、どんな状態でも引き取ります」とも伝えていました。





しかし、送られてきた写真は、
想像していたより、かなり酷いものでした。






乳腺腫瘍が自壊していました






センターから動物病院に直行し、緊急手術!!!






こんなに大きな傷が残りましたが、
おばぁちゃんは頑張りました

梅の花の季節でしたので、
「ウメちゃん」と名付けました






ウメばぁちゃんの耳の中には、
大きな腫瘍もありました










実は、ウメばぁちゃんのお家は知っています。
でも、返す気はありません。
こんな状態の老犬を外で放置して...




ご近所の方は「毎年、今年の夏は越せないだろ〜な〜
って思ってました」とおっしゃっていました。






ボロボロになったウメばぁちゃん
我が家に来てからもお顔を上げず、
まわりの景色は何にも見えてないようで、
痴ほうの老人のように、うつむいて、
地面をみつめて、
ただただ歩き続けていました。
座る事もせず、何時間でも歩き続けるのです...





もう、何年かまってもらえなかったのか...
ウメばぁちゃんからは、
怒りも、悲しみも、もちろん喜びも、
何の感情もみられませんでした...





高品質のパピーフードと免疫を上げるサプリを与えて、
話しかけて、撫で続けて続けて二ヶ月目。




剥げていたお尻の毛もフサフサとしてきました







そして、ついにウメばぁちゃん
お顔を上げて、目を見てくれるようになりました
側に来て「なでなでして」ってジッとしているんですよ!!!












そんな矢先、ほっぺが腫れ上がってしまったんです






ごはんも食べず、
お水も飲まなくなってしまったので、
病院で強制的に胃に流動食を入れました
抗生物質を飲んで、腫れが引いたら
スケーリングします。






病院から帰ってきて翌日まで、
とにかく調子が悪くて、こんな風に倒れてることも...
そして、そのまま寝てしまうんです






ウメばぁちゃん
小さい時は可愛がられてたんだろーなぁー
そして、いつからお外でひとりぼっちになったのか...
去年の沖縄の猛暑を、あのお腹でどう生き抜いたのか...




考えただけで苦しくて息もとまりそうです...



でも、みなさん、ウメばぁちゃんは生きています!!!
推定１２才。耳の腫瘍もあるので、
ウメばぁちゃんは長生きはしないでしょう。
もっと、早く治療してくれていたら...



でも、二度とツライ思いはさせません。
残りの犬生は、毎日お腹いっぱい美味しいもの食べさせて、
「生まれて来てよかった」と思えて、
「その時」がきたら、安心して旅立てるように、
大切に大切にお世話します。




サポーターのみなさん、
ウメばぁちゃんのこと、見守っていて下さい。
よろしく、お願いしますm(_ _)m
★kayo★










★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
　　
NPO法人 ワン’sパートナーの会
理事長 比嘉　秀夫
事務局：〒903‐0814
沖縄県那覇市首里崎山町 4‐52‐9
TEL 090-4471-4422 FAX 098‐886‐6102
E-mail：info@onesdog.net
ホームページアドレス：http://onesdog.net
　
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★